[ おうちで茶活! ]

家族写真

おうちで茶活!第1弾 おいしい急須茶で「おもてなし」の達人になりませんか?西山正人 日本茶アドバイザー

心を込めて淹れる一杯のお茶。
心と体にうれしい急須茶で親子三世代の絆が深まる夏に。

 急須に茶葉を入れ、静かにお湯を注ぎ、丁寧に湯呑みに注ぎ分けていく。その一連の所作は、普段から急須でお茶を飲み慣れた世代には、当たり前のことですが、手軽なティーバッグやペットボトルのお茶を飲むことが多い世代には、新鮮なものとして映るでしょう。夏休みやお盆の帰省は、急須で淹れたお茶の味わい深さや魅力を体験する「茶活」を、子どもや孫と楽しむ良い機会です。一杯のお茶に込められた「忘れてはいけない、大切なこと」を未来へつないでいきたいものですね。

淹れたてのお茶

急須茶の効用でもっと家族の笑顔が広がる。

急須茶の効用1

急須茶を通して日本の文化を伝える
中国から日本へ持ち帰られたお茶は、貴族や僧侶、武士に重宝され、やがて日本独自の茶文化が誕生します。さらに煎茶や玉露が生まれ、今の私たちに親しみのある味わいに。急須でお茶を淹れることは、長い日本の文化を体感することにもつながります。お茶請け話として、お茶の歴史や文化に触れるのも楽しいでしょう。

急須茶の効用2

おもてなしの心や作法を教える
誰かにおいしいお茶を淹れるために茶葉の量や湯温を吟味することはもちろん、お茶を出すときのマナーなどにも心配りが必要です。おもてなしを通じて、相手を思う心が養えます。急須茶を一緒に淹れることで「和の心」も伝えてあげたいですね。
お茶を入れる子供

急須茶の効用4

夏の元気作りに緑茶の成分が活躍
日本茶は、特にビタミンC、E、Aが豊富です。また、カリウムやカルシウムなども含まれるため、汗をかくことで失われやすいミネラルの摂取にも役立ちます。体の調子を整えるビタミンとミネラルを含む日本茶は、夏の水分補給にぴったり! 糖分を含まないため、歯の健康にも安心です。
子供

急須茶の効用4

ストレスを和らげみんなでほっとリラックス
おいしい日本茶を飲むと、ほっと心が安らぎます。日本茶はアミノ酸の一種であるテアニンを含み、テアニンにはストレスを和らげ、リラックスを助ける働きがあるといわれています。大切な家族団欒に、憩いのひとときを運んでくれそうです。
家族でリラックス
小さなお子様にも人気!「こいまろ冷茶」の淹れ方。

お子様でも簡単に淹れられて、おいしく飲める「こいまろ冷茶」。
夏休みの思い出に、ぜひ一緒に楽しんでください。

こいまろ冷茶 こいまろ
  • 急須にこいまろ茶の茶葉を約8g入れ、150ccのお湯を注いで、
    1分間ほど蒸らします。
  • お茶を蒸らしている間に、グラスにたっぷりの氷を入れておきます。
  • 急須のお茶を丁寧にグラスに注ぎます。

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