[ おうちで茶活! ]

子どもから大人までみんなでワイワイ楽しめる

おうちで茶活!第6弾 お茶当てゲーム「闘茶(とうちゃ)」に挑戦してみよう!

 冬休みやクリスマス、忘年会など、家族や友人が集まることが多い12月。急須で丁寧に淹れたお茶で、ちょっとしたゲームを楽しんでみませんか。味わい、香り、水色などをヒントにお茶を当てる「闘茶」は、大人だけでなく、子どもも楽しむことができるゲームです。本物のお茶をしっかりと味わいながら、みんなでワイワイと盛り上がり、急須茶を楽しみましょう。

「闘茶」ってどんなもの? 中世に流行したお茶の産地などを当てるゲームです。

歴史があるお茶のゲームっちゃ!

日本でのお茶の栽培が全国に広がり始めた鎌倉時代に、中国の宋からお茶の産地や種類などを飲んで当てるというゲーム「闘茶」が伝わりました。南北朝時代になると、武家や公家の間で各産地のお茶を集めて、飲んで当てることが盛んになり、さらに時代を経ると庶民の間でも大流行。賭け事につながったことから、幕府から禁令が出されたのだとか。昔の人も「おもしろい!」と夢中になった粋なお茶当てゲームです。

おうちで簡単「闘茶」、やってみよう!

「闘茶」のおもしろさは、勝ち負けを競うことはもちろん、真剣に味わい、香りを楽しみ、観察することで、お茶への造詣が深くなるところにもあります。渋みや旨みといった味に集中したり、数種類の味を比較したり、楽しみながらお茶をじっくりと味わうことにつながります。

【用意するもの】 数種類の茶葉 急須 湯呑 筆記具 解答用紙 メモ

例えば、3種類のお茶当てにトライ!

まず、3種類のお茶の味を覚えます。
最初に3種類のお茶を味わいます。それぞれの味の特長をつかんで覚えます。

ここがポイント それぞれのお茶の水色や香り、甘みや渋みなどの特長や違いをメモしておこう!

A茶 B茶 C茶

A茶は飲みやすくて、B茶はコクがあるっちゃ…

出題者が3種類のうち1種類ずつお茶を淹れて、解答者が当てます。
種類がわからないように1種類ずつお茶を淹れて出します。解答者は自分の記憶やメモをたよりにどのお茶かを当てます。
用紙に記入
出題者が用紙を集めて、成績を発表!
解答者全員の用紙を集めて答え合わせをします。当てた数が多い人が勝ちです。

成績優秀者から好きなお茶菓子を選んで良いなど、ちょっとした「賞品」を用意すると盛り上がりそうです。

やったー!全問正解っちゃー!

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