[ おうちで茶活! ]
歴史やマナー、茶葉や茶器、飲み方のスタイルなどを知識として得るだけでなく、日本茶を育んだ、私たち日本の文化や文明といった精神風土なども考える。一方で、美しいカット写真を眺めたり、コミックスのストーリーなどを楽しみながら、さらに日本茶の深い魅力にふれる。たとえば、ご自宅でいつもの日本茶のひととき。一冊の「茶本」を手もとで開きながらとっておきの時間をお過ごしください。
茂木雅世 鳥越美希著 辰巳出版
1,404円(税込)
自分たちのライフスタイルにあった日本茶の魅力を自由に楽しもうと、若い女性に向けて書かれています。好みの茶道具で自宅で、まったり。日本茶とスイーツを楽しめる「和カフェ」めぐりなど、自在で多彩な視点から、新しい日本茶スタイルを提案しています。
発行:シダックス総合研究所 出版発売:マガジンハウス
700円(税込)
美しい写真とともに、いろいろな和のライフスタイルの素晴らしさを特集して紹介している雑誌『YUCARI』の第10号のテーマは「おいしい日本のお茶」。日本茶そのものの基本的な知識から、「茶師」の仕事やおすすめの「茶器」や「茶菓子」なども、美麗な写真とともに紹介されています。
公益社団法人日本茶業中央会・
NPO法人日本茶インストラクター協会 監修 マイナビ出版
1,490円(税込)
「全国の日本茶119種」、それぞれの名産地の茶葉の特色や、色・味・香りのデータを掲載。お茶に合う「和菓子ミニ図鑑」や「干菓子歳時記」、また日本茶の製法、歴史、急須や茶碗の選び方、茶殻の活用法まで、こまやかな編集で、日本茶にまつわるすべてを網羅した一冊。
お茶に関する本の中でも、基本中の基本。古来からの茶の湯の精神や、茶道の教えを説くだけでなく、その底に流れる日本人の礼節や心の姿を語っています。元々、西洋の人たちに向けて書かれた英文を和訳しています。著者は、100年以上も前に生きた人ですが、今に暮らす私たちにも十分に伝わる名著です。
岡倉覚三(天心)著 村岡博訳 岩波書店
454円(税込)
「香り立つ本格派日本茶コミックス、待望の第1巻」と銘打たれている通り、料理コミックス界の中でも、こちらは日本茶がメインテーマ。老舗茶屋の娘が、移動茶屋「茶柱倶楽部」を営みながら、そこで出会う人たちや、できごとともにドラマが展開していきます。楽しみながら、日本茶の知識も自然に身についてきます。
青木幸子著 芳文社
669円(税込)