[ おうちで茶活! ]
湯呑を置く茶托は、やはり和風のものが似合います。手作りで座布団みたいなほっとするデザインはいかがでしょう。正方形の布を縫い合わせるだけなのに、ちょっと凝った形に見える作り方をご紹介します。おうちにある余った布でできるのもうれしいですね。
2種類の布と、7センチ四方の正方形の型紙、刺しゅう糸を用意します。
布の裏側に①の型紙に沿って線を引き、周りに1センチの縫いしろを残しながら切り取ります。1種類の布につき、2枚ずつ正方形を切り取りましょう。
2種類の柄が市松模様になるように並べ、4枚を縫い合わせます。
図のように、中表にして半分に折り、両端の青い線(端から約1センチ)の部分を縫います。
④で縫った線の一番上の部分をつまみ、真ん中に寄せます。すると三角形が4つ並んだような模様ができます。
青い線の部分を縫い合わせます。このときあとでひっくり返せるよう、縫い目の間を少し開け、返し口を残しておきましょう。
返し口から裏返し、竹串やお箸などで中から四隅をつついてしっかり角を出し、形を整えます。そのあと、返し口を縫って閉じます。
四隅に房飾りを付けます。刺しゅう糸を何本か束ねて針に通し、茶托の角に刺します。
刺しゅう糸を適当な長さに切り、一回転させて団子結びにします。
四隅を同じようにすればできあがり。